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2017.07.19更新

人工の歯根を骨に埋め込むインプラント治療ですが、実は50年以上の歴史があります。時代は1950年代、スウェーデンのブローネマルク博士が、チタンが骨と結合することを発見したことにさかのぼります。人体に異物と認識されることなく、骨と結合するという点が大きなポイントでした。

そこから10年以上の基礎実験と動物実験を重ね、1965年に歯科用インプラントとして臨床で使用され始めました。以降、世界中で多くの患者さんがインプラント治療を受け、自然の歯に近い噛み心地を取り戻しています。

顎の骨に歯を埋める「インプラント」に、痛さや不安を感じられる方も多いと思いますが、このように歴史ある治療法なのです。また、インプラントは歯科治療の分野だけでなく、整形外科の人工関節などを骨に埋め込む治療など、医学の世界では実績がある方法です。

歴史的に人間は、失った自分の体の一部を何かで補うことを考え続けてきました。歯科の分野においても、インプラントは豊富な臨床実績がある治療方法なので、安心して受けていただけると思います。

当院では、患者様のお口の状態やご予算などに応じて、2種類のインプラントを提案できます。インプラント治療なら、大阪府堺市の当院へお気軽にご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック