スタッフブログ

2017.07.31更新

インプラント治療の目的とは何でしょうか。

インプラントの主な目的は、失った歯を補完するというものです。機能面から言えば、義歯やブリッジの治療も同じ役割を果たすと言えるでしょう。しかし、当院の考えるインプラント治療とは、ただ失われた歯を補えばいい、修復すればいいというものではありません。

インプラントの特徴は、ブリッジや義歯よりも、天然の歯に近い自然な噛み心地を取り戻す点にあります。摂食機能を取り戻すと同時に、審美性もより追求できる治療方法です。食べる喜びと同時に、笑顔を取り戻すきっかけにもなるでしょう。

以前のように噛めるようになった、食事にストレスを感じなくなったなど、つまり、患者様のQOL(クオリティー・オブ・ライフ)を高めることになるのではないでしょうか。当院では、患者様のQOLを高めるため、患者様の笑顔を取り戻すお手伝いをするため、日々、研鑽を重ねています。

歯科医療の世界で日々生み出される、新しい技術や情報をキャッチし患者様に還元できるよう努めております。なかでもインプラントは成長が目覚ましい分野で、院長はもちろんスタッフが国内外の学会や研究会などに積極的に参加しております。

患者さまのQOLを高めるインプラント治療なら、大阪府堺市の当院へお気軽にご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.07.26更新

イプラントは確実に安全な治療なのだろうか?そうお思いの方もいらっしゃると思いますが、今回はインプラントが危険になりうる場合についてお話し致します。

確かにインプラント治療は外科的な処置が必要で、ほかの一般歯科の治療よりも正確さが求められます。したがって専門の知識や技術、また適切な診査と診断を誤ると、不測の事態が起こらないとも限りません。

不測の事態のひとつとして、上顎の場合、副鼻腔にインプラントが入り込んでしまうことがあります。上顎の骨はとても薄く、副鼻腔までの厚さが1mmしかないこともあるので、誤った処置をするとインプラントが上顎洞内に入り込んでしまうのです。

下顎の場合には、口唇に一時的、または永久的な感覚麻痺を起こすことがあります。ドリルを使う際やインプラントを埋める時に、下顎に通っている神経や血管に損傷を与えてしまうことが原因です。

しかしこのような不測の事態は、手術前の精密な診査と正確な診断によって避けられます。

当院では、手術において細心の注意を図ることはもちろん、手術をするまでにもしっかりと時間を掛けて、精密な診査や診断を行なっています。日々の研鑽も欠かしませんしハード面の充実もしかりです。

信頼できるインプラント治療なら、大阪府堺市の当院へお越しください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.07.19更新

人工の歯根を骨に埋め込むインプラント治療ですが、実は50年以上の歴史があります。時代は1950年代、スウェーデンのブローネマルク博士が、チタンが骨と結合することを発見したことにさかのぼります。人体に異物と認識されることなく、骨と結合するという点が大きなポイントでした。

そこから10年以上の基礎実験と動物実験を重ね、1965年に歯科用インプラントとして臨床で使用され始めました。以降、世界中で多くの患者さんがインプラント治療を受け、自然の歯に近い噛み心地を取り戻しています。

顎の骨に歯を埋める「インプラント」に、痛さや不安を感じられる方も多いと思いますが、このように歴史ある治療法なのです。また、インプラントは歯科治療の分野だけでなく、整形外科の人工関節などを骨に埋め込む治療など、医学の世界では実績がある方法です。

歴史的に人間は、失った自分の体の一部を何かで補うことを考え続けてきました。歯科の分野においても、インプラントは豊富な臨床実績がある治療方法なので、安心して受けていただけると思います。

当院では、患者様のお口の状態やご予算などに応じて、2種類のインプラントを提案できます。インプラント治療なら、大阪府堺市の当院へお気軽にご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.07.12更新

天然の歯と同じような感覚で噛めて、自然で美しい歯を手に入れられる。そんなインプラント治療は、骨に人工の歯を埋め込みそこに被せ物を詰める治療です。

人工歯根として使われる部分はチタン製ですが、実はチタンは骨と結合する特性を持っています。地球上で最もアレルギーの少ない金属と言われており、特殊な場合を除き金属アレルギーの方でも使えるものです。

当院で扱っているインプラントは、大きく分けて2種類あります。世界的なシェアがあり臨床数も相当に上るスタンダードインプラントと、比較的費用を抑えられるAQBのインプラントです。いずれも患者様のお口の状態や、ご予算などを考慮して選択できるので気軽にご相談ください。双方のメリットデメリットなどについても十分にご説明致します。

入れ歯などと比べ、インプラントは骨にしっかりと固定されるので、ぐらついたりせず、歯を失う前のような噛み心地を取り戻せます。取り外して洗う必要がないなど、メンテナンスのしやすさも患者様からうれしい声をお聞きします。

インプラントに関わるお悩みや疑問などは、大阪府堺市南区赤坂台にある当院まで、お気軽にお問い合わせください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.07.05更新

当院では、より安全性の高いインプラント治療を提供するために、インプラント手術を受けられるすべての患者様に、CTによる検査を実施しております。

3次元的に患者様のお口の状態を撮影できるCT検査では、顎の骨の量や質などを把握するほか、神経の場所や深さ、血管の通り道などを正確に計測可能です。これは手術の成功に欠かせないプロセスで放射線量も抑えられています。

インプラント手術を実際に執刀する前には、コンピューターによるシミュレーションを行っています。シミュレーション上でインプラントを挿入する位置が、実際に患者様のお口の中に再現できるシステムです。

このシステムはサージカルガイドと言い、当院では、このシステムが日本に入ってくると同時にライセンスを取得し導入致しました。サージカルガイドを含め、インプラント治療をより安心、安全、確実に行うためのハード面も整備を充実させております。

ハード面だけでなく、スタッフの技術研鑽をはじめ、実際の手術ではインプラント専任チームが担当し、患者様の噛める喜びを手に入れるための最善を尽くしております。

サージカルガイドを導入したインプラント治療なら、大阪府堺市の当院へお任せください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.28更新

日々、新たな歯科技術が開発されている現代ですが、いまだ自然の歯に勝るものは開発されていません。このため、歯科治療の理想は「生まれ持った天然の歯をできる限り長持ちさせること」であると言えます。

当院では、医師やスタッフの持ちうる技術とノウハウを、患者様の歯をできるかぎり残すために最大限に活用しております。プロであれば結果を出して当然ですが、常に新しい技術や情報に触れ、実績に基づいた治療を提供しております。

例えば、マイクロスコープなどの最新機器を使った根管治療をはじめ、高い技術力を必要とするインプラントの難症例なども手掛けております。また歯周病は心臓疾患や糖尿病などの疾患にも関係があると考えられているため、歯だけの問題ではなく患者様の全身の健康を守るためにも、なるべく早く最適な治療をおすすめします。

最適である治療が、保険適応の範囲外であることも多々あります。しかし、自然の歯を残すために長い目で考えると、一概にコストパフォーマンスが悪いとも言えません。また最適な治療を行ったとしても、自然の歯を残せない場合は、インプラントや義歯・ブリッジといった方法を選択することになります。

失われた歯の代替として、インプラントは高い機能性と審美性を持っていますが、安易なインプラント治療をおすすめすることはなく、患者様とじっくり話し合うことも大切にしております。

インプラント治療も含め、患者様の現状に最適な治療を高い技術力を持って提供いたしますので、大阪府堺市の当院へご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.21更新

今回は、インプラント治療における麻酔についてお話します。

インプラント治療は外科手術でもあるため、虫歯などの歯科治療と比べると時間が掛かってしまいます。また、口内にメスが入るため、緊張されたり不安に思われたりする方もいらっしゃるでしょう。

当院では手術に万全を期すため、大阪歯科大学から専門の麻酔医を招き手術に当たっています。手術の麻酔は静脈内鎮静法という方法を採用しております。これは全身麻酔ほど強力なものではなく、点滴によって意識を深くリラックスした状態に導くものです。ほかの医療や手術などにおいても広く使われている方法で、術中は麻酔医が患者様の全身管理を行い、リスクのないよう努めております。

インプラントを挿入する本数が少ない場合は、静脈内鎮静法ではなく、一般歯科治療と同じ局所麻酔を行う場合もあります。いずれも術中の痛みを感じないように配慮しております。このように、専門の麻酔を含めた経験豊富なインプラントオペチームがより安心で安全性の高い手術を行っております。

大阪府堺市の当院では、このように麻酔の危険性を減らし、より精度の高い手術を提供しています。インプラント治療に関することはお気軽にご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.14更新

顎に全く骨がなくなってしまった状態を、無歯顎と言います。当院では無歯顎の患者様に対しても、症状や予算によってお一人ひとりにふさわしいインプラント治療を提案致します。

これまで無歯顎治療の場合、8~10本のインプラントを埋め込み、12~14本の歯を支える方法が主流でしたが、少し前から4本のインプラントを埋入するだけで、12本の歯を支える治療法が日本でも普及してきました。

これは、ポルトガルのドクターマロによって世界に紹介された方法なのですが、治療費が抑えられるというメリットと、比較的お手入れもしやすいという利点があり患者様にも好評です。 

上顎の骨はとても薄いため、そのままではインプラント治療ができないケースは少なくありません。そういう場合には、サイナスリフトという骨を増やす特殊な治療を行い、安全性や成功率を高める工夫をしております。

無歯顎だけではなく、インプラント全般に言えることですが、インプラントを長持ちさせるためには、治療後のメンテナンスやケアがとても大切です。家庭内でのケアはもちろん、定期的な検診も受けていくべきです。

当院では、スタッフ一同が患者様に寄り添い、より精度の高い長持ちするインプラント治療を目指します。無歯顎を含め、インプラント治療なら大阪府堺市の当院へご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.07更新

今回は、歯を失う原因についてお話します。歯が抜けてしまうのは年齢のせいで、髪の毛が少なくなるのと同じだろう…、そう思っている方が少なくありません。

しかしそれは違います。歯は虫歯や歯周病という歯の病気で抜けてしまうのです。逆に言うと、虫歯や歯周病にかからなければ、いくら年齢を重ねても歯はなくならないのです。

虫歯は歯が痛んだり穴が開いたりと、自分でも気づける病気ですが、歯周病は見た目では分かりにくく、痛みもほとんど感じることなく進行します。

歯の周りに付いた歯垢は、時間が経つと硬くなり歯石になり歯ブラシではとれません。歯石が、歯と歯茎の間に溜まっていくと、歯周ポケットを作りどんどん中に侵入していきます。これが進行すると歯を支えている歯槽骨を溶かし、歯は揺れ始め最後には抜けてしまいます。

歯周病は、重度に進行するまで痛みを感じないので、自分で異常を感じていなくても定期的に歯周病検査を受けるべきです。歯周病は、糖尿病や心臓病など循環器系の疾患、また低体重児出産にも関連があることが分かってきています。

インプラント治療に伴う歯周病検査なら、大阪府堺市の当院へお越しください。患者様と一緒に歯を失う原因について考えてまいります。

投稿者: ナカイデンタルクリック

2017.06.03更新

今回は、当院が扱っているもう一つのインプラントについてご紹介します。当院では、世界各国で広く用いられているスウェーデン産のインプラントシステムを用いる一方、「AQBインプラント」も採用しています。

「AQBインプラント」は日本生まれのインプラントで、非常にシンプルで複雑な技工が不要なため、比較的安価に治療を提供できるのが最大のメリットです。

これまで、歯を失ってどうしても噛めない、しかしインプラントは高価で治療に踏み切れない、などという相談を数多く受けてきました。どうにかして低価格でインプラント治療を受けていただけないか、患者さんを救えないかと考えた結果、当院では2008年からこのAQBインプラントを採用致しました。

これは、骨に埋める部分と土台が一体型のインプラントで、必要な深さまで骨の中に入れて突き出た部分にクラウンを被せるものです。とてもシンプルな構造のため融通は効きにくく、歯の角度や高さに制限がある場合や骨が痩せている場合は使用できません。審美性の問題もあり前歯の治療にも不向きです。

当院では、数種類のインプラントシステムをご用意し、患者様の歯の状態やご予算に合うプランを提案致します。これまで予算面でインプラント治療をあきらめていた方も、大阪府堺市の当院までご相談ください。

投稿者: ナカイデンタルクリック

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