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2017.07.26更新

イプラントは確実に安全な治療なのだろうか?そうお思いの方もいらっしゃると思いますが、今回はインプラントが危険になりうる場合についてお話し致します。

確かにインプラント治療は外科的な処置が必要で、ほかの一般歯科の治療よりも正確さが求められます。したがって専門の知識や技術、また適切な診査と診断を誤ると、不測の事態が起こらないとも限りません。

不測の事態のひとつとして、上顎の場合、副鼻腔にインプラントが入り込んでしまうことがあります。上顎の骨はとても薄く、副鼻腔までの厚さが1mmしかないこともあるので、誤った処置をするとインプラントが上顎洞内に入り込んでしまうのです。

下顎の場合には、口唇に一時的、または永久的な感覚麻痺を起こすことがあります。ドリルを使う際やインプラントを埋める時に、下顎に通っている神経や血管に損傷を与えてしまうことが原因です。

しかしこのような不測の事態は、手術前の精密な診査と正確な診断によって避けられます。

当院では、手術において細心の注意を図ることはもちろん、手術をするまでにもしっかりと時間を掛けて、精密な診査や診断を行なっています。日々の研鑽も欠かしませんしハード面の充実もしかりです。

信頼できるインプラント治療なら、大阪府堺市の当院へお越しください。

投稿者: ナカイデンタルクリック